パートタイマーは通例、1日の所定労働時間が
同一企業の正規の労働者より短い者、あるいは1日の所定労働時間が同じであっても、1週の所定労働日数が正規の労働者より少ない者をいう。
しかし、日本のパートタイマーのなかには正規労働者と同程度の労働時間働く者や、残業をする者も含まれているため、総務省の「労働力調査」や「就業構造基本調査」ではパートタイマーを、職場でパートタイマーとよばれている者と定義している。
1970年代後半以降、低成長下の企業では、減量経営戦略のもとで、人件費の削減などを目的として、パートタイマーは正規労働者にかわって幅広く採用され、いまや企業の生産過程や営業活動のなかで不可欠の存在となっている。
クラブとは結社の一形態
広義には、なんらかの共通の目的・関心を満たすために、一定の約束のもとに、基本的には平等な資格で、自発的に加入した成員によって運営される、生計を目的としない、パートタイムの機能集団のことである。
クラブということば自体はクリーブcleave(執着する、団結する)という英語に由来する。
ドイツ語のクラブに相当する語は同業組合、ギルド、宴会などを意味するツェッヘZecheであり、本来の意味は共飲共食のことであった。
日本では「倶楽部」の字をあてた。クラブということばはイギリス起源であるが、同種の機能集団は人類史上古く、いわゆる未開社会においても、その存在がよく知られている。
未開社会のクラブは、地域や種族によって、構造や機能、儀礼や目的が多様であり、秘密結社の形をとっているものも多い。
一般に部族社会では、クラブの成員であることは高い社会的地位を意味しており、ナイジェリアのベニン人の王宮結社や、イボ人の「肩書のある首長」の会であるオゾ結社などは典型的なエリートのみのクラブである。
ニューギニアのエレア人のハリフ結社やナイジェリアのヨルバ人のオグボニ結社は、政治的機能をもつクラブといえる。
シエラレオネからリベリアにかけて住むメンデ人には女性によるクラブがあり、リベリアのクペル人にみられるポロ結社などは、少年を教育する目的をもったクラブである。